形成外科の医師は経営者
お世話になった医師の話
私は建築の会社に勤めていますが、以前に本社の所在地の医師会館を建てさせていただき、その時に地域の診療所やクリニックの先生を数多く紹介していただいたので、いろいろとお手伝いをする事もありましたが、不思議なのは形成外科の開院のことです。普通は同じ診療所が近くにあると眼科や内科では診療所を開院することはなく、ある程度は離れたほうが、その地域に貢献できると思うのですが、形勢外科の場合はある程度集客のできている地域を、わざと狙って進出しているような感じがします。医師といえども経営者なので、絶対に集客は必要なのだそうです、本当に人通りの多いところに何軒かが、集中していますが、そのほうが返って安心なのだそうです。
私が以前にお手伝いしたのは、ビルのテナントを改造する小さなクリニックですが、大きな手術が必要な場合は、大学に行って執刀するらしく、此処では簡易な美容整形を行うとの事、私の仕事はとにかくおしゃれが重要ということです。内装は白を基調とした清潔感を前面に押し出して、待合室などはオレンジのソファで本当に鮮やかなラウンジのようですが、一方で裏方はシビアに構えています、開院前のミーティングは本当に熱心で、とても内科や眼科では見ることのない風景です、外科ならではと思いましたが、こういった小さなクリニックでは、医療以上にきめの細かいサービスが求められるので、チームワークが大切なのだとか、夜も遅くまでがんばっているようで、頭が下がります。