形成外科の医師に感謝します。
お世話になった医師の話
私は短期大学在学中、原付バイクに乗っていて、乗用車と正面衝突の事故に遭いました。私は前方に投げ出され、道端のフェンスに顔面を強打し、事故の記憶は全く残っていません。私が気が付いたときは、病院のベットの上でした。目の前には悲壮な顔をした母が立っていました。事故の記憶のない私は、何が起こったのか全くわからず唖然としていました。そこで初めて、事故に遭ったと聞かされたのです。
幸い、命に別状はなかったものの、私の顔はもう人の顔とは思えない形になっていました。片目は瞼が腫れ上がったせいで開けない状態に。もう片目は、眼球が内出血を起こし真っ赤に。額は三針を縫う傷とたんこぶ。頬は五針を縫う傷と細かな擦り傷。まるでお化け屋敷にいる妖怪のような顔になっていました。私はこの顔になり、恥ずかしくて外は歩けませんでした。そしてこんな顔が治るとも思えず、これからの生活は絶望的だと思っていました。しかし今、元気に毎日を暮らせています。それは形成外科の医師のおかげです。私は先生に本当に感謝しています。
私の顔は今、あの事故後の面影はありません。通院を繰り返し、治していただきました。まず、額と頬の傷には、他の皮膚を付け加え、縫い目が目立たぬよう保護してもらいました。目の腫れは早く引くように、飲み薬をいただきました。内出血は日にち薬と言われましたが、眼帯をいただき隠すことができました。このようにして、私の顔は治って行きました。女の子として顔の怪我は、心の怪我でもありましたが、形成外科の医師はそれも気を使ってくださいました。治って本当に良かったです。